平成14年 1月18日
 いやぁ〜〜〜〜、大塚康夫氏のドキュメントをみましたじゃ。
たまたま早起き?してテレビを付けてみたら大塚康夫氏が写ったのでびっくりしてあわてて空いているビデオテープを探して録画したのですがビデオデッキのカウンターで確認したら27分ほどしか録画できませんでした。なんとか全部みてみたいのですが。

大塚氏が以前、深夜の『ブラウンさん』とか云う番組に出演されたときは主に『ルパン3世』の話でしたが、今回はアニメーションの技術的な話もされていて、とても勉強になりまた反省もさせられましたです。『侍ジャイアンツ』のオープニングも途中までですが見られたし。

あ、よく考えたら技術的な話を聞くよりあの映像を見て全てを察すればそれでいいんですね。「真実は常に目の前にある」か。また反省してしまった。

それにしても『旧ルパン』最終話に大塚康夫氏と宮崎駿氏が出演?しているというのはその筋の人々には有名な話ですがそんなマニアックな話をマスメディアたるテレビでやるとはねぇ。いいことなのか悪いことなのか。

ついでに云えば『元祖天才バカボン』にも大塚康夫氏は出演してましたです。駐車違反で検挙されて目がつながってる巡査に調書を取られている人の列の中に描いてありました。ちょっと知識をひけらかしたりして。『元祖天才バカボン』といえば切られた髪の毛がはらはらと落ちるCutで髪の毛のばらけ方が動画数枚に一枚、「コノヤロ」「チクショ」とかなっていて、おそらく原画で一枚そう描いて「送り」とか動画にやらせたんでしょうね(笑)

脱線してしまいました。その番組の中で昔の新人に描かせた動画を今の人に見せて大塚氏が講義をする場面がありましたが、アニメーションを作り始めるに当たってああして色も音もつかない動画を描いてみるって大事なのかもしれませんね。私などはやはり訳も分からず描いた動画を8ミリで撮影して稚拙ながらも(稚拙故に?)絵が動いたことに感動して今に至っているので、 プロからアニメーションをはじめた人はどうなんですかねぇ。

そういえば番組中に流れた新人が描いた動画の中に中村祐治先輩の動画もあったのかな(笑)
貞本義行氏の動画はさすがにすごかったです。

それと、大塚氏が実際に原画を描くシーンとかあって、自分で動きをやりながら描いてたりとか、若い人がみたら随分と得をする番組ではありましょうね。それで成人の日に放送したのかな?

 そんで、この間のアニ研連の集会のあとにこの番組の話題が出たのですが、大塚氏が番組中、「(アニメーションが)声優の魅力で十分みてくれると云う時代がくるとは思わなかった」という意味のことを云っていたよと私が云うとある学生がまるで不良が説諭する大人に向かってやるように「ケッ」とか言って不快感を露わにしたのには少々驚きました。畏れを知らぬと云うか、己を知らぬというか。

私などはアニメーションの属性に声優という要素はない、すなわち声優などいなくとも、商品としての「アニメ」はともかく、作品としてのアニメーション自体は成立すると考えていて、そのことを微塵も疑うことはなかったのですが、どうやら世の中には「アニメーションとは声優である」というテーゼを真とする人もいるようですね。

 そう云えばテレビ東京「たけしの誰でもピカソ」という番組でデズニーをやったときナレーションで「デズニーは動きにもこだわった」とか云ってて、「にも」ってなんだよとか違和感を持ったのですが、例えばあるものをアニメーションと非アニメーションを区別しようとする場合、それに動きがあるかどうかという基準を持って判断するのではなく動き以外の何者かを持って判断しようとする人も、世の中には存在するのですね。


理解不能である。


 しかしそう云うことを前提にすれば動かない作品をつくってそれで「アニメーションの自主制作は敷居が高いからできる人は少ない」とか自慢げに云う、などということも成立しうるわけですか。


やっぱり理解不能である。


戻る