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平成14年 7月7日 背景は意図的に削除してあります。 この度アニ研連を脱退することになりましたがその経過を報告することは私の義務であると思いますので以下そのことについて記述いたします。 6月26日、アニ研連評議会での第43回上映会の反省会の席で、上映係の要望として「当日持ち込みは不可にして欲しい」という意見があげられ、代表がそのまま、「それでは次回からは当日持ち込みは不可にします。」といってしまったので私は慌てて「上映係のために作品を作っているのではない。当日試写を不可にするのは本末転倒である。」と声をあらげて抗議してその場は従来通り可能な限り当日持ち込みはフォローするという事になったと思ったのですが、さすがに学生相手に怒鳴ってしまったのはまずかったと思ったので集会が終わってからその千葉工大の上映係と話をして怒鳴ったことを謝り、また作品あっての上映会であるので上映係は可能な限りフォローして欲しいと話したのですがその時の彼の話は「自分たちも作品を作る者であるのでそのことはよくわかる。ただ、あまりにも当日試写が多すぎるのでこちらとしては言わざるをえない。」ということだったので「あぁ、ちゃんとわかってくれている」と思って安心したのですがその翌週、7月3日に千葉工大から新たに以下のような要求がなされました。 1・「当日試写作品はチェックが十分に出来ない。そのせいで上映がスムーズに行かず、アンケートで上映係が叩かれるのはたまらない。そんなことでは上映係などやっていられない。」 2・「自分たちが上映係を降りたら困るでしょう。」 3・「当日試写は不可になったとでも言って脅してでも前日に作品をそろえてくれ。」 結局私の言ったことは全く理解出来ていなかったと言うことがわかりました。説明し、説得もして、納得もしてもらったと思っていたのにそうではなかった。これ以上の説得の不可能性を痛感し脱力しました。 いや、彼等が理解できなかったのは、単に私の喋った言葉の意味だけではなく、何故私がそのようなことを言うのか、というところなのですが。 また、仮にこちらも評議会で、「従来通り当日試写は可能な限り行うべきである」という動議を提出し、採決により私の主張が通ったとしても、そもそも私の説明を理解できなかった上映係にはその決定も受け入れられないでしょうしその時には彼等は自分たちの主張に従って「みんなが困る」ことをしたでしょう。 我々もそれまで、随分彼等がやりやすいように協力をしてきたつもりではあります。今回、上映会前に彼等の提出した、ビデオテープのラベルに書くタイトルの文字の向きとサイズまで指定したビデオフォーマットも、また、特定のメーカーのビデオデッキで録画はしないでくれという要望まで載せたガイドラインも、それでやりやすくなるのならと言うことで、私自身も集会で各サークルにその指示に従うよう協力を求めたりもしました。 しかしその主張はエスカレートするばかりで結局それらは彼等が自分たちのことしか考えていないということを暴露してしまったようです。 1・「当日試写作品はチェックが充分に出来ない。そのせいで上映がスムーズに行かず、アンケートで上映係が叩かれるのはたまらない。そんなことでは上映係などやっていられない。」 随分プライドの高いこと、と思いますがこの件に関しては私からその前週に「チェックが充分でないならそれは君達の責任ではないから気にすることはない。」と私の見解を披露し納得を求めたのですがそれでは彼等のお気に召さなかったようです。 2・「自分たちが上映係を降りたら困るでしょう。」 これは「自分たちで作った作品を自分たちで上映する」というアニ研連の基本的なあり方に真っ向から反することであり、絶対に言ってはいけないことです。恫喝でもあります。これが許されるなら作品を出す者が「俺達が作品を出さなかったら困るだろう」といって上映係に要求を突きつけることも許されることになります。 3・「当日試写は不可になったとでも言って脅してでも前日に作品をそろえてください。」 この言葉に従って代表が「それではそうしましょう。」ということになって「作品を作っている人には当日試写はなくなったといって下さい。それでも持ち込みが当日になる作品があったら、当日試写を行うがそれはあくまで、評議員の交渉によって勝ち取ったものであるということにして下さい。このことは制作者には秘密にして下さい。」とまで発言するに至りました。 それで制作者は涙を流して喜べというのでしょうか、また、なぜ制作者を欺こうとするのでしょう。そこにはもう、それぞれの作品が、手間暇かけた、へぼかもしれないけど可愛い自分たちの、あるいは友人達の作品という感覚は最早ありません。各サークルが作った作品を、納期にきっちりあがってしかるべき「モノ」としか見ていないのです。 また、作品をぎりぎりまで待つと言うことが、そのまま各サークルの独立を尊重する事に直結していると言うことは言うまでもありません。 サークル内の経営に関してはアニ研連は基本的に干渉できないのですしそうあるべきなのです。 それが守られることによって上映される作品内容、また、作品のレベルの多様性も担保されていたのですし そのことによって、大したことのない作品群の中から、少なくない優れた作品がでてきたとも云えるのです。 それに、たとえどんなにへぼな作品であろうとも、その作品を上映し、恥をかくならかいて、それでも次の作品を作るとしたらそのことによって作品に対する考え方が、本人の中で少しでも深化すればそれだけでも上映会の意義があるというものです。 そんな作品を人に見せるのか、という意見もあるでしょうがその多少の深化が作品の中に読みとれれば、それはそれでアマチュア作品の醍醐味ではあるのです。 それらが成立する条件はまず、「上映すること」なのです。だからこそ、可能な限り作品は待つべきであったのです。 「この場にいる人が来年作品を作るようになってもこのこと(本当は当日試写はあるんだけど無くなったことにするということ)は秘密にして下さい。」とも代表は言いました。 救いがありません。制作者を労働者か、奴隷とでも思っているのでしょうか。また、それがその通りになると思っているとしたらこれほど愚かなことはありません。実際こうして私が既にばらしているわけですし。勿論それは、この事実がアニ研連参加団体の各員に知られるべきであると思ってのことです。 本当ならこのようなことを知れば、自分たちがそのように扱われているのだと知れば、作品を作っている者は激怒する筈ですが、ただ、残念ながら今作品を作ってる連中は、作品制作に明確な意図もなく、作品を作らずにはいられなかったので作っているわけではなく、結局はただ各アニメ研が作品を作ってきた流れにのって作っているだけでしょうからこのような侮蔑を受けてもそれを侮蔑であると感じず、次回もその次も作品を出してゆくことでしょう。しかし生憎私にはそれに耐えられる程広い心は持っておりません。 上映したくないのなら上映しなくても結構、ということでアニ研連を脱退することにしました。 越えてはいけない一線を越えてしまった以上、これからはなんでもありになることでしょう。かつてCG連がやったようにDoGAで上映した作品を持ってきてその販売促進に協力することも復活するでしょうし、上映してくれとどこかから作品を持ってきたらアニ研連に加盟しなくてもそれを上映するでしょうし、上映会の有料化、八王子での開催、上映作品の検閲、スポンサーを付ける、得体の知れない団体の傘下になる等、今までなんとか持ちこたえてきたこともその要望があった順で実行されてゆくことでしょう。 また、さらなる〆切の前倒しもあり得る話です。「昔は前日でよかったじゃないか」という声が聞こえてくるようです。 私はもう知らん。なんでも好きなようにやって下さい。 まぁ、これからはそのCG連がアニ研連を牛耳っていくのでしょう。また、当日持ち込み禁止を含む各サークルへの自らを省みない統制強化はCG連の従来からの主張でもあることですし。 CG連が今回のチラシを大幅に遅らせてその反省会での弁は、例によってへらへらしながら「諸事情により遅れました。」で、反省もなし。申し訳ないの一言もなし。あげくに「どうせチラシなんか誰も見ちゃいないんだから遅れたっていいじゃん」といわんばかりの反論。それが学生より15歳以上も年上のおじさんのやることなのだから呆れてしまいますが、学生もそんな、一度も作品を作ったこともないのに先輩面してる奴を批判できないし、私だと批判する前に奴を殺してしまいそうだったし、結局そのことについて大竹さんに善処してもらうことが出来ませんでした。 ともかく、次回からは上映係のための上映会になるそうなので、上映会に行く人は作品ではなく上映係を見て下さい。 作品ではなく上映係の素晴らしい上映を見て拍手を送って下さい。 上映会で「次回楽しみにしてます。」といってくれた人もいたのですが、申し訳ありませんが今のところ、12月上映予定と告知をした作品の発表の方法は考えておりません。 おそらくビデオの販売もやらないでしょうし。 この日、集会に行く前にPremiereを購入し、次回以降の参考用、またあわよくばデジタル化などもくろんでアニ研連の古いパンフレット等を渉外氏に渡す等、相変わらずやる気満々ではあったのですが集会から帰るときにはすっかりと脱力してしまいました。 |