平成14年 9月9日

 久しぶりに休みが取れました。時期がずれましたが柄にもなく「カタギのまねごと」(byいしいひさいち)で夏休みですじゃ。6日は神保町界隈を歩き回って遊んできたら随分と気分が晴れました。
収穫はコンタロウ著『MADキャラバン』ですかね。定価220円のものが300円になっていたので一応プレミアはついていたんですね(笑)
 捜してはいた本ではありますが、でも読まなかった方がよかったかも。
『1・2のアッホ!!(友情学園)』にあったセリフですが「決して間違ってはいない。間違ってはいないけど違う。」という感じです。

 久々に仕事を持たずに実家に帰ってみました。黴が生えてしまったビデオテープの山の中から無事そうなのを何本か救出してアパートメントに持って来ましたが再生してみると、『ブラウン管の◯◯日、テレビは何を写してきたか』みたいな、なんでこんなのを録画したのだろうと思うようなものの中に、以前から探していた『拝啓天皇陛下様』と『ペーパームーン』の吹き替え版を発掘できたのでそれがこの夏休みの収穫であります。(しかしどういう傾向の趣味なんだ)
チャップリンや黒沢明の作品も出てきましたが、それらはその気になればDVDで見られるので発掘してもあまりうれしくないんすけどね。
他には『巨神ゴーグ』『超時空要塞マクロス』11話(笑)『逆点イッパツマン』14話『燃えるお兄さん』等ちょっとレアなタイトルが出てきました。あと『どうぶつ宝島』(TV放送版)や『太陽の王子ホルスの大冒険』(同)とか。これから少しづつ見てゆきますじゃ。

 それにしても古いものでは20年ほど前のビデオテープも含まれているのですが、ビデオテープというものは意外と長持ちするものなのですね。

 ところで近頃、あの話題の『PEARL HARBOR』のDVDを手に入れました。さすがに新品を買うのは憚られるので中古品を買いました。とは言ってもこの期に及んで、変な日本人と戦闘シーンだけ見て、全編通しては見てないです(笑)

 噂の変な日本人ですが、確かに変でしたね。でも、随分と叩かれていたのでかなり期待していたのですが、期待が大きすぎたせいか、それほどではなかったです。
 それで、色々と考えさせてしまったのですが、例えば今やってる作品のキャラ表で、エジプト軍の将校とか出ているのですが、その表現等をエジプト人が見たら大笑いするかもしれないのでありますし、そのように外国人の描写というのは我々だってああいう間違いを犯しているのではないか、という反省をまずすべきではないのかと思いました。
 いや、だからといってあれを正当化するわけでは勿論ありません。あれに関しては我々は批判するなり嘲笑するなりする権利と、義務を有しているのでしょうし。
 ただ、公開当時、この作品を批判するある週刊誌の文章の中に「ゼロ戦の爆弾は魚雷のように水中を進む」という箇所がありまして、興味のない人にとってはゼロ戦と97艦攻、爆弾と魚雷の違いなど無関心、という事でありましょうし、この映画の製作者がおそらくそれに興味を持っていない以上、日本人と宇宙人の違いがわからなかったのも決して篦棒なことではないのではないかとも思います。
 それに、変な日本人って、実は日本人自身の手によって日々量産されているのではないかとも思いますし。
こないだ見た『明智小五郎VS怪人二十面相』も満州で整形手術の研究を(おそらくは陸軍の予算で)やっている学者とか出てきたし、
 変な日本人を描く日本人が実は実在する変な日本人なのかな?将来そのような実在した変な日本人を作品に登場させたら変な日本人が出てると話題になったりして。
 そう云えば今やってる『ウインドトーカーズ』のTVCMで「生きたまま敵の手に渡すな!」とやってますな。
敵ってボク達?

 それから、戦闘シーンですが、いやぁ〜〜〜、アニメですなぁ。気持ちはよくわかりますです。腕を組んで頷きながら見てました。まぁ、CGだから定義によってはアニメそのものなんですけど。『スターウォ〜 ズ・エピソード1』を「アニメだ」と云っていた人もいたし。特に99艦爆がよかったです。ってよく考えたらなんでアメリカ人があんなにカッコよく日本機を描いているのであろうか。とはいっても、ひょっとしたらあの表現で、アメリカ人が見たら残酷な殺人鬼に見えるのかもしれませんが。P−40と絡むと途端に間抜けになるし。
それにしてもあの戦闘シーンは本来我々の手によって作られるべきではなかったのかとも思います。
 でも、「日本軍」「日本兵」というのは、現行日本人すら、初期設定で悪役、オプションで善人or被害者という表現しか出来ないのでしょうから日本機をカッコよく描くなんて、不可能なのでしょうが。
ヴァルキリーならよくて零式艦上戦闘機じゃ駄目なんかな。
カッコいい戦闘機なんて、恋愛映画の美男美女と一体どれほどの違いがあるというんですかねぇ。
とは言っても別に作れないのは好戦映画だけじゃないから言っても詮無いことではあるのでしょうけど。

 民間人に向け機銃掃射するシーンも云々されたようですが、史実はともかく私もあのヒロインに機銃掃射したくなったので良しとしましょう。あ、でもあとでベロ出してるのか、あのヒロインは。

 とはいってもFDRの出てくるシーンはほとんど見てないので、それ見たらこれらの感想も全部ふっとぶかもしれませんが(笑)

 というわけで色々考えさせられる映画でしたね。
これだったら新品買ってもよかったかも(笑)


戻る