『星に願いを』予告篇第8部雑感  1988年

 この頃はもう遊映研はなくなっていましたですね(笑)

にもかからず、ですかね。千葉工大の人から教えてもらったPANの撮影のやり方を試しております。

 三つ穴の金属製のタップに動画をはめて、適当な厚みのある定規を撮影台に貼り付けその定規に沿ってタップを移動させる。
移動させる幅は定規の目盛りに従う。
というものでした。

 それと、この回に使った彩色済みの動画ですが、このまま本編に使ったものではありませんね。

この回の撮影に使ったあと、その上から改めて塗りなおしております。

この回の画像本編の画像

 ちょっとわかりづらいかと思いますが、色鉛筆で塗った筋の方向が、この回のものでは横に流れていて、 本編のものではわりとランダムになっているのがお判りでしょうか?

結果的には塗りなおしてよかったと思いますが、ほとんど全カット塗りなおしましたからね。
もちろん一から塗るよりは時間はかからなかったと思いますけど。

 結局予告はこの回で最後になってしまいました。

このあと数年後のアニ研連の第2回名作上映会では、第1部から全部上映したのですが、会場は爆笑の渦に包まれていました。

私のそばに座っていた者などは、訳知り顔に「ちょっと作っては予告作って、しょうがねえな」という意味のことを連れの者に語っていましたが、その間私はひたすらその屈辱に耐えておりました。

今となってはいい思い出・・・なわけないでしょ。


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