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前作『スーパーマン學而篇』につづいてつくった作品です。前作同様、習作ではありますが先輩の中村祐治氏と長谷川亮一にちょこっと手伝ってもらって3人でつくることになりました。前作が学祭までに完成してそのあとアニ研連のオープニング「さいころ」をつくり、冬休みをはさんでコンテ作業に入りました。春休み中に作画を終わらせる予定であったのでコンテ作業は前作と同じく試験期間中にすすめたので大学1年目の成績は散々でした。 作画の習作という意図を明確にしたので色は付けないと云うことをはじめから決めていました。彩色などにスケジュールは割かず、兎に角動かそうというわけです。ただ、トレスはしなければならないので作業の効率化を図り、それまで使っていたピグマではなくこの作品では水性ボールペンを使いました。確かにスムーズに線は引けたのですが線が細くなってしまい(今はペン先の種類も複数あるようですが)撮影状態の悪さも手伝ってものすごく見づらい作品になってしまったのでそれに懲りてこれ以降はトレスは素直にピグマで行うことにしました。 作画の習作というテーマでつくったが故に話の展開には何の脈略もなくなってしまって、今モデラーとして活躍されている先輩の一戸寛氏に「なんでも出しゃいいってもんじゃないぞ」と説教されてしまいました。ごもっともで。 一戸氏には作中ワイルドキャットを出すということで所蔵の確か1/32のプラモデル(未組立)を参考に 譲ると云ってもらったのですが手先の不器用な私がもらってもそのプラモデルに対し申し訳ないと思いお断りしたのですが今考えるともらっておけば良かったかなとも思います。 内容的には習作として、描きたいカットや飛行機マニアの中村氏やロボット好きの長谷川亮一に描いてもらいたいカットを並べただけなので、そのようなものですが前作は訳も分からず絵を動かしただけでしたが2作目という事で習作は習作でもかなり明確な意図を持ってできました 作業していて面白かったことと云えば、中村祐治氏が描いたワイルドキャットのコクピットが資料が無くて実はP−51のだったりとか、メカにはうるさい長谷川亮一がカウリングを四角く描いたりフラップと補助翼が逆だったりとか、1サイクル50枚のリピートをつくったら撮影で大変だったとか、爆発を描きたいんだけどきっかけの方が思いつかなかったので最後の最後までそのカットをほっといたりとか云ったところですかね。 この作品の完成によって(出来はともかく)私は作品がつくることができる、しかも当初立てたスケジュール通りにつくることができるという事がわかったので習作はこの作品で終わりにして次はきちんと作品をつくろうということで『星に願いを』に取りかかることになるわけです。 余談ですが最後の少年が落下する見た目のカットですが作品完成後数ヶ月して放送されたTVアニメ『超力ロボガラット』第1話に同様のカットがありまして考えることは誰もおんなじだなぁとかあるいはそうではないあのかとか苦笑しました。 ところで私はアラン・シリトーは読んどらんです。コンタロウのパロディは読みましたが。 |